Canvaで最初に設定すること

DAY 36の学習目標:使用場面からデザイン寸法を選び、管理しやすい状態で制作を始めること。

最初に設定すべきものは配色ではなく、完成物の条件です。目的、対象者、伝える内容、使用場面、期待する行動を決め、その後でデザイン種類と寸法を選びます。

Canvaには用途別のデザイン種類があり、独自寸法はカスタムサイズで作成できます。既定値は便利ですが、SNS、広告枠、印刷会社の仕様は更新され得ます。制作時点の公式仕様または入稿指示を優先します。

  • 画面用途:一般にpxで幅と高さを確認する
  • 印刷用途:仕上がり寸法、向き、必要なら塗り足しを入稿先へ確認する
  • 複数媒体:一つの比率へ無理に収めず、媒体別に情報階層を再設計する

ファイル名と版管理

名称は 内容_媒体_寸法_日付_v01 のように、検索できる規則を決めます。公開版と編集原本も区別します。クラウド保存であっても、通信状態、共有権限、書き出したファイルの保存先は別に確認します。

よくある間違い

テンプレートを先に選び、後から用途を合わせると、縦横比、文字量、視線の流れが目的とずれることがあります。また、画面上の拡大表示だけで判断すると、実際の投稿サイズで文字が読めない場合があります。

検証手順

  1. 掲載先の寸法と単位を確認する
  2. 幅、高さ、縦横をCanva上で照合する
  3. ファイル名から内容と版を判別する
  4. 最終的な閲覧サイズまたは実寸で確認する

今日の10分課題

一つの制作物の条件を書き、空のデザインを作成して命名します。

自己確認

    1. 表現より先に目的と使用場面を決めましたか。
    2. 寸法を最新の掲載条件と照合しましたか。
    3. 原本を後から探せる名前ですか。

次回は、テンプレートを目的から評価します。

64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。

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