DAY 27の学習目標:最重要の文字を先に配置し、その内容を補う写真・図版を使って広告画像を完成させること。
第4週では、写真の役割、目的に合う選び方、文字との関係、人物の視線、画像解像度を学びました。
今回は、それらを一つの制作工程として使います。題材は「初心者向け料理教室」の正方形広告です。
デジタル画像は、「ピクセル」という小さな点が集まってできています。
「1200×800ピクセル」という表示は、横に1200個、縦に800個のピクセルがあることを表します。
縦横の数字は、画像が持っている細かさを判断する手がかりです。ただし、ピクセル数だけで最終的な見え方は決まりません。
写真は講師が参加者へ説明している場面、図版は「定員10名」を示す丸いマークを使います。
対象は料理に慣れていない地域の方です。初めてでも参加しやすいことを伝え、締切までに申し込んでもらいます。
最重要情報は「初心者向け料理教室」、次に伝える情報は「はじめてでも一緒に作れます」です。
正方形の左側に見出しと説明文を置きます。日時、場所、料金、締切は下部にまとめます。
写真の空いている場所へ文字を移動するのではなく、情報の優先順位から文字の位置を決めます。
見出しが左側にあるため、人物が右側に写り、左側の背景変化が少ない写真を候補にします。
写真には「講師と一緒に作れる教室」という内容を補う役割を持たせます。完成料理だけの写真より、講師と参加者の関係が分かる写真が今回の目的に合います。
人物の視線が左側の見出しへ向いているか、写真を必要な範囲へ切り取っても意味が残るかも確認します。
「定員10名」を丸い図版にします。
図版は定員情報を見つけやすくするために使います。空白を埋める飾りにはしません。見出しより小さくし、日時や参加費と同じ情報のまとまりに置きます。
色は第3週で学んだベース・メイン・アクセントの役割から選び、新しい色を安易に増やさないようにします。
文字が読みにくい場合は、次の順で調整します。
サービス内容を伝える広告なので、文字の読みやすさを優先します。同時に、写真から教室の様子が分かることも確認します。
写真の縦横のピクセル数を確認します。背景へ使うために小さな写真を無理に拡大していないか見ましょう。
完成時に近い大きさで、人物の表情や調理の様子、輪郭の粗さを確認します。
紙またはCanvaで、正方形の広告画像を作ります。
完成後、次の文を書いてください。
一番伝えたいのは〇〇です。写真は〇〇を伝えるために選び、図版は〇〇を見つけやすくするために使いました。
写真・図版を使った広告画像でも、最初に決めるのは目的と情報の優先順位です。
文字を先に配置し、その内容を補い、文字を邪魔しない写真を選びます。図版にも一つの役割を持たせましょう。
次回は、制作例と自分の広告画像を比べ、制作意図と改善点を言葉にします。
64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。
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