Canvaで作った画像を見直すときは、読みにくい所を一つ選び、修正前後を同じ条件で比べます。DAY42の目標は、一か所の変更と結果を一文で説明することです。操作の一覧や難しい評価表は使わず、日付の読みやすさを例に進めます。
最初に「見た人が何を確認する案内か」を思い出します。次に、その情報を自分で読んでみます。最後に、困った場所だけを直します。見た目全体への感想から始めるより、具体的な修正を選びやすくなります。
作品がない場合も参加できます。紙へ会の名前、日時、場所を書き、日付だけ小さくしてみてください。これが比較の出発点になります。昨日の作業が終わっていないと進めない授業にはしません。
日付の文字が小さければ大きさを試します。十分な大きさなのに背景へ溶け込んでいるなら、文字と背景の明るさの違いを見ます。情報が重なっているなら、置く場所を離します。全部を同時に行うのでなく、自分の例に当てはまる一つを選びます。
このように、修正の候補は複数あります。文字を大きくすれば何でも解決する、という法則ではありません。「今回は小さくて読みにくいから、大きさを変える」と条件を付けると、別の作品にも考え方を使えます。
表示する大きさや見る距離が違うと、修正の効果とは別の理由で読みやすく感じることがあります。修正前後を同じ大きさにし、同じ距離から見ます。画面で難しければ、同じ大きさの枠を二つ紙へ描いて比べても構いません。
自分は内容を知っているので、初めて見る人より読む場所を見つけやすい可能性があります。少し時間を置いて見直すと、別の気付きが出ることもあります。ただし、それでも全員の読みやすさを証明したことにはなりません。今日は自分が確かめた範囲を記録します。
「残した所」「直した所」「その後どう見えたか」の順で書きます。「見出しは残した。日付を大きくした。日付の数字が前より読みやすい」と短く書けば十分です。専門的な言葉へ言い換える必要はありません。
架空の読書会の案内に、「はじめての読書会」「10月12日 14時」「まちの交流室」と入っているとします。会の名前は読めるのに、日付だけ顔を近づけないと分からない。今日は、この状態を修正前の例にします。
A案では、背景の色を明るくしました。雰囲気は変わりますが、小さな日付を読む難しさが残るかもしれません。B案では背景をそのままにして、日付の文字だけ大きくしました。今回確かめたいのは「日付を読めるか」なので、まずB案を試します。
大きくして場所の行にぶつかったら、日付の下に空きを作ります。ただし、最初からあちこちを変えず、まず文字を大きくした結果を見てから次を考えます。前後を同じ大きさで見比べ、日付を読めるようになったなら、その変化を記録します。
記録の一例は「会の名前はそのままに、日付を大きくした。前より数字を読み取りやすくなった」です。これは練習例で、実際の読者へ試した結果ではありません。自分の案で変化がなければ、「まだ読みにくい」と書いても構いません。次に確かめる場所が分かったことも、振り返りの成果です。
必須は15分です。前回の案内がなければ、上の三つの原稿を紙に書き、日付だけ小さくした例から始められます。
追加で試したい場合は、少し時間を置いてもう一度見てください。誰かに見せることや、すべての操作をやり直すことは必須ではありません。
次回からSNS画像を扱います。まず、見た人に何を知ってほしいかを一文にします。
64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。
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