きれいな色を選んでも、文字が読めなければ情報は伝わりません。今日は、文字色と背景色の「明るさの差」を確認します。
明るさの差が小さい組み合わせは、文字の形を見分けにくくなることがあります。白い背景に薄い黄色、淡い水色の背景に白い文字などです。反対に、白い背景に濃い灰色のように差があると、文字を追いやすくなります。この差は「コントラスト」と呼ばれます。ここでは、文字と背景を見分ける差という意味です。
読みやすさは、色だけで決まりません。文字の大きさ、太さ、表示する画面、周囲の明るさなどにも影響されます。そのため「黒と白なら常に正解」と決めず、実際に使う大きさで確認します。
Canvaでは、いったん画面から離れて見る、縮小表示する、スマートフォンで確認する方法があります。紙なら、少し離して見たり、白黒コピーで差を確かめたりできます。小さな補足文ほど、飾りより読みやすさを優先しましょう。
文字と背景の差が小さいと、形を見分けにくくなります。この差がコントラストです。色名だけでなく、明るさの差を確認します。
文字サイズや太さ、画面、印刷状態でも読みやすさは変わるため、完成時に近い状態で見ましょう。
三つの文字色と背景色を比べます。見分けやすさ、実寸での確認、選んだ理由の3点を記録してください。
次回は、色から受ける印象を扱います。
64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。
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