行間・文字間・行長で、文章を整える

DAY 33の学習目標:行間・文字間・行長を区別し、実際の文章で調整できるようになること。

一行を長くしすぎると次の行を見失いやすく、短すぎると文章が細かく切れます。日本語、数字、括弧、句読点を含む実際の原稿で、意味のまとまりを保てる改行を探します。

文字組みとは

文字組みは、文字を並べ、行や段落として読みやすく整えることです。行間と文字間だけでなく、行長、改行、句読点、括弧、和文と欧文の間隔なども含みます。

フォント選定が文章の声を決めるとすれば、文字組みはその声を無理なく聞き続けられる状態へ整える作業です。

二つの空きを分けて考える

行間は行を追うための空きです。狭いと上下がぶつかり、広いと文章のまとまりが離れます。文字間は言葉のまとまりに関わり、広すぎると一語として読み取りにくくなります。

文字サイズと一行の幅を決め、行間、文字間の順に調整します。意味の途中で不自然に改行されていないかも確認します。

調整の順序

  1. 目的に必要な文章量へ整理する
  2. 使用する書体、サイズ、テキスト領域の幅を決める
  3. 意味が切れない行長と改行を作る
  4. 行を追いやすい行間へ調整する
  5. 必要な場合だけ文字間を調整する
  6. 句読点、括弧、数字、欧文との空きを確認する
  7. 完成サイズで最初から最後まで読む

一度にすべてを動かすと、何が改善につながったか分かりません。一つずつ比較します。

固定値を正解にしない

Webアクセシビリティでは行間に一定の目安がありますが、広告画像、本文、見出しで条件は異なります。フォントの文字の見かけの大きさ(字面)やウェイトによっても必要な空きは変わります。

数値は再現と比較のために記録し、最終判断は目的、媒体、文章量、対象者、完成サイズで行います。

今日の課題

同じ文章で両極端な設定を作り、その中間から読みやすい状態を探します。完成サイズで声に出さず一度読み、引っ掛かった場所を直してください。

自己確認

  1. 別々に調整しましたか。
  2. 実際の文章で確認しましたか。
  3. 改行が意味を分けていませんか。

まとめ

間隔の数値を暗記するのではなく、文字のまとまり、行の追いやすさ、意味の切れ方を確認します。文章量、行長、改行を先に整え、行間と文字間は一つずつ調整します。

64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。

ハッシュタグ:#デザイン初心者 #Canva #行間 #文字間 #タイポグラフィ

上部へスクロール