前回は、重要な情報を目立たせるためにコントラストを使う方法を学びました。今日は、その次のステップとして、色の使い方を学びます。
色は、見た人の気持ちや印象に大きく影響します。たとえば、赤は「注目」や「危険」を感じさせやすく、青は「落ち着き」や「信頼」を感じさせやすいです。だから、色を使うときは「見た目がきれい」だけでなく、「何を伝えたいか」を意識することが大切です。
色には、見た人に感情や期待を与える力があります。なぜなら、色は無意識のうちに印象を作るからです。
たとえば、飲食店のチラシで、赤やオレンジを使うと「おいしそう」「元気そう」という印象を出しやすく、青や緑を使うと「安心」「清潔」という印象を出しやすくなります。つまり、色は見た目の装飾ではなく、伝えたい印象を支える道具です。
初心者の方が色を使うときに迷いやすいのは、色を増やしすぎてしまうことです。色が多いと、見た人は何が大事なのか分かりにくくなります。
そのため、まずはメインカラーを1つか2つに絞ると整理しやすくなります。補助的に使う色は、少しだけにすると、全体がまとまりやすくなります。
紙でもCanvaでも構いません。次の4つの要素を使って、簡単な配色を考えてみましょう。
まず、メインカラーを1つ決めてから、その色を使う場所を選んでください。色を増やしすぎず、見た人が何を見ればよいか分かるように整えてみましょう。
色の使い方は、見た目の美しさだけでなく、見た人に伝えたい印象を届けるための大切な方法です。次回は、文字の読みやすさを高める方法として、フォントの選び方を学びます。
64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。
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