第1週では、デザインを作る前に「何を伝えるか」「誰に伝えるか」を考えることを学びました。第2週では、その考えた内容を、実際に画面や紙の中で見やすく配置する方法を学びます。
その最初のテーマが、レイアウトです。
たとえば、レジ前の案内表示を見ても、何を買うかがすぐ分かるものは、自然に目が向きます。一方、情報が散らばっていると、どこを見るべきか迷ってしまいます。レイアウトは、見た人の目を自然に導くための道筋です。
レイアウトとは、文字や画像、余白をどの位置に置くかを決めることです。見た人が自然に目を動かせるように、情報の順番を整える作業です。
たとえば、イベントのお知らせを作る場合、見出しが先に目に入り、その下に日程と場所が続き、最後に参加方法や問い合わせ先が置かれていると、読みやすくなります。
レイアウトを考えるときは、次の3点を意識すると分かりやすくなります。
これらを意識することで、見た目だけでなく、内容の伝わりやすさも整えられます。
紙でもCanvaでも構いません。次の情報を使って、1枚の告知メモを作ってみましょう。
重要な情報を目立たせる、余白を使って区切る、順番を整えるなど、レイアウトの考え方を試してみてください。
レイアウトは、デザインの「見せ方」を決める基礎です。情報の順番を整え、見た人が迷わないようにすることで、伝わりやすいデザインになります。次回は、レイアウトの見え方をさらに整えるために、情報の並び方や余白の役割について学びます。
64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。